2017年11月21日火曜日

Jack London: The Call of the Wild

【タイトル】
Jack London: The Call of the Wild

【出版社】
MACMILLAN READERS

【レベル】
4

【感想】
Judge Millerという男性のもとで幸せな生活を送っていた犬のBuckは、ある日突然遠方に売り飛ばされてしまう。人間の暴力的支配の下でそりを引くことを強制され続けるBuckは、その旅を通して自らの内に眠る『野性』を取り戻していく。厳しい環境のなかでたくましく成長していくBuckの描写に、思わず夢中になってしまう作品である。

【印象的な英語表現】
"Life on the trail, pulling the sled, was hard."
『そりの跡の上での(そりを引き続ける)生活は厳しいものであった。』

そりを引き続ける生活を、"life on the trail"『そりの跡の上での生活』という比喩を用いて端的に、かつ正確に表現することに成功している。動詞を用いずに動作を表現することの可能性に気付かされた。

【投稿者】
TM

【現在のポイント】
7ポイント

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