【タイトル】
More Tales from Shakespeare
【出版社】
Penguin Books
【レベル】
5
【感想】
有名なシェイクスピアの物語(The Winter’s Tale, King
Lear, The Taming of shrew, Romeo and Juliet, Hamlet, Prince of Denmark, Othello)が6つ短い短編になったものです。今までずっと読んでみたいと思っていたのですが、何から読めばいいか分からなかった私にとって、ぴったりの作品でした。個人的には、The winter’s tale, HamletとOthelloが気に入ったので原作を読みたいと思うきっかけを作ることができました。どの話もよくまとまっていて、すらすらと読み進めることができました。一回でどの話も読み終えることができます。時間はないが、名作の内容を知っておきたいという人にオススメです。
【印象的な英語表現】
“She gave birth to a
daughter”. 「娘が生まれた」という表現をよく使われるBornではなくこのgave birth toで表していて表現の豊かさを感じました。
“Goneril, the oldest,
declared that she loved her father more than words could tell”. 1番上の姉が父からの財産を妹たちからより多く勝ち取るために話している Love speechが面白いと思いました。人間の富に執着する醜さがよく表れています。I
love youよりも大きな相手に対する愛を示す際にはこのように表現したら良いのだと学びました。
“The sun has blinded my
eyes”.人に対していつも意地悪で失礼な態度をとってきたキャサリンですが、自分が今までしてきた愚行を愛する夫が他の人に対して行っているのを見て、反面教師的に自分の今までの無礼な振る舞いの悪さを悟り、反省したときのセリフです。シンプルな単語で印象的に表していたのが心に響きました。
“Romeo could no longer
prevent himself from speaking ”.しょうがないという意味の表現は“can’t be helped”.と記憶していましたが、このような表し方もあるのだと理解できました。
“favorite qualities with
women”.女たらし・女好きといった意味です。このように表すことができるとは知りませんでした。
【投稿者】
ふじかな
【ポイント】
今回のポイントは5ポイント。これまでの合計は5ポイント。
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