2017年6月1日木曜日

Mitch Albom : The Five People You Meet in Heaven



【タイトル】
The Five People You Meet in Heaven

【出版社】
PENGUIN READERS

【レベル】

【感想】
 この物語は主人公Eddieが亡くなったとこから始まります。Eddieは天国で彼の人生のキーパーソンであった5人の人物に出会い、生前は知ることのなかった彼の人生の様々な出来事の真相を知ることになります。そこから彼は自分自身の人生を見つめ直していきます。彼の人生の衝撃的な事実や感動的なストーリーなどが語られ、とても心温まる物語でした。

【印象的な英語表現】
His.
Eddieが誕生した時に父親が初めて彼と会ったシーンでの表現です。文章ではなくhisの1単語のみの表現で、父親が自分の子どもと初めて対面しこの子は自分のものだ、絶対に離さないと決心した感じがより伝わってきました。

【投稿者】
Dewey



【感想】
遊園地のメンテナンス係として働くEddieは少女をかばい、不慮の事故で亡くなってしまう。しかし、その後彼は天国で自分の人生に関わりのあった5人の人間に出会う。5人の人間との出会いによって、Eddieは自分の人生を回顧するきっかけをもらう。
これは作者の世界観で、「生きるとは何か」について改めて考えを深める機会を与えてくれる。自分だったら誰に会うのだろうか、期待が高なる。この本によって私同様に、「今」を見つめ直すことができるだろう。

【印象的な英語表現】
Eddie felt his feet touch the ground.”
これまで単純な動作だと感じてきた「歩く」ことも、“walk”という言葉に留まらず、この本の中では意味合いが変わる気がした。“feel”という語句を用いることで、現実世界と天国での感覚の違いを明確にしていたし、英語らしい表現方法であると思った。

Things that happen before you are born still affect you.”
以前遊園地のデザインを担当したRubyからEddieへの言葉。2人は実際に会ったことはない。Eddieの成り立ちについて、彼女は本来知らないはずなのに。
「なぜ?」と本を読み進める中で思うことはあったが、この場面は私の中で特に忘れられない。また、実生活に置き換えて考えると、引き込まれる印象的な言葉である。

White.  There was only white now.  No earth, no sky, nothing to separate the two.”
「天国ってどんなところだろう?」この疑念は誰もが抱かずにはいられないし、誰にも正解はわからない。私が想像するもの、そして作者の思い描くもの、両者が異なっていることに気づくことで、また新たな観点を知ることができた。


【投稿者】 Y
【ポイント合計】 合計 19

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