2017年6月4日日曜日

Jane Austen: Sense and Sensibility

【タイトル】
Sense and Sensibility

【出版社】
Penguin Readers

【レベル】

【感想】
この本は全く異なる性格を持つ姉妹の恋愛模様が描かれています。情熱的で感情を露わにする妹のMarianneに対し、控えめで分別のある姉のElinor。正反対の性格の二人がそれぞれどのような恋をして、運命の相手と結ばれるのか、思わず口出ししてしまいたくなるようなもどかしい気持ちとロマンチックな場面に胸がときめいたりするなど様々な感情にさせてくれる一冊なので、最後まで楽しんで読むことができます。
また、失恋をし、互いに励まし合い、ぶつかり合う場面では、二人の感情や行動が細かく描かれており、二人の考え方の違いを読み取ることができるため、自分がどちらの性格に似ているのかを考えながら読んでみるとよりこの本を楽しめると思います。

【印象的な英語表現】
“Very Pretty.”
“It’s like one of Miss Morton’s pictures, isn’t it?” Fanny continued.
“She paints beautifully”, Mrs. Ferrars said, more warmly now.
上記の文は文だけみると絵を賞賛しているプラスに捉えられ文ですが、実際は皮肉の意味で使われており、同じ文でも話し方や文脈、話し手と聞き手の関係性によって反対の意味合いを含むことがあり、面白いと感じました。

【投稿者】
A.S

【ポイント】
合計3


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