[出版社] Oxford Bookworms Library
[レベル] 6
[感想]
南アフリカでアパルトヘイト政策が実施されていた頃に、白人と闘い続けたある男(Steve Biko)の物語です。彼は決して暴力に頼らず、白人による黒人の差別を無くすため、様々な手を尽くしますが、警察でさえ黒人に対して卑劣な扱いをする社会では、正義など存在しないに等しい。そんな状況でも決して己の信念を曲げずに、命を懸けて行動し続ける彼の姿には非常に感動させられます。
[印象的な英語表現]
‘The law is on our
side,’ Lemick said confidently.
‘Yes, well, justice
is on my side,’ Woods said angrily.
黒人に不利な法を振りかざすLemickと正義で対抗するWoodsの対立が印象的です。
[投稿者] nke
0 件のコメント:
コメントを投稿