【タイトル】
Vicky
Shipton: New York
【出版社】
Penguin
Readers
【レベル】
Level
3
【感想】
アメリカを代表する大都市ニューヨーク。それは’the city that never sleeps’(眠らない街)とも言われるほど賑わっている。よく日本でも’I♥︎︎NY’というデザインのTシャツやら帽子やらを見かけるものであるが、どうしてそれほどまでにニューヨークが人気で、愛されているのだろうか。この本は、そんな疑問に答えるように様々な角度からニューヨークの魅力を語る。特に橋や建物、公園といった都市の美しい景観を作っているたくさんの構成要素を、それらがもつ歴史的背景を明らかにしながら紹介しているのは興味深かった。また外観についてだけでなく、ニューヨーカーの暮らしぶりも少し垣間見ることができるようなニューヨークの文化についても書かれている。良いことばかりでもなくて、ニューヨークの抱えるちょっと危ない部分も述べられており読み応えがある。しかし読み終わった後には、まだそこを訪れたことのないあなたはきっと、ニューヨークに行ってみたくなるだろう。
【印象的な英語表現】
John
A. Roebling did not live to see the completed bridge.
The
Brooklyn Bridgeについて書かれた節の中の一文。
橋の設計者であるJohnが、橋の完成を見届けることなく亡くなってしまったということを言っている。did not live to~で、「〜しないで死ぬ」という表現ができるということを印象的に感じた。
【投稿者】
はなびら
【ポイント数】
これまでの合計は10ポイント(2017/1/15)
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