2017年1月13日金曜日

Charles Dickens / David Copperfield

[タイトル]
David Copperfield



[出版社]
OXFORD BOOKWORMS


[レベル]
5 level   (1800 headwords)


[感想]

愚かしいほどに素直で、人を疑わない主人公David Copperfieldの人生の物語であり、チャールズ・ディケンズ自身が最も好きな自分の作品だと語ったと言われる作品です。
Davidは生前に父を亡くし、8歳の時に母が再婚するも再婚相手は冷酷な男性で、Davidを鞭打ったり寄宿学校に入学させて家から遠ざけたりします。このように彼の人生は苦難に満ちていますが、彼の持ち前の人の良さは、誠実で温かな人々からの助けを彼に与えてくれます。Davidのどんな状況でも大切な人々のためにまっすぐに生きる姿は本当に美しいです。


[印象的な英語表現]

‘You could say “Barkis is willing.”

Davidの家に仕える使用人が独身であることを知った、Mr.Barkisという馬車の運転手は、「結婚してもいい」という意味の伝言をさせようとします。この Barkis is willin’ はイディオムとしてwillingの意味を強調して言うときに使われることがあるそうです。


It was cold, icy weather, and we boys had to blow on our fingers and rub our hands to keep warm in the freezing classroom.

手に息を吹きかけて温めるという行為をblow on our fingersと表現しているのが新鮮でした。



[投稿者]
きゅー


[ポイント数]
これまでの合計は 16ポイント (2017/01/12)

0 件のコメント:

コメントを投稿