2016年11月15日火曜日

Herman Melville: Mody Dick

[タイトル] Mody Dick
[作者] Herman Melville
[出版社] Penguin Readers
[レベル] 2
[感想] クジラを捕まえることに命をかけている男たちの物語。クジラに片足を奪われて敵討ちを夢見ている船長を始めとした乗組員の覚悟が伺える。挿絵がついているのでどういう状況なのかが分かりやすい。妻や子供といった家族を家において命がけのクジラ漁をする男たちはついに探し求めていた白鯨を発見する。しかし、とても大きな白鯨を簡単に捕まえられるはずもなく白鯨対人間の壮絶な闘いが始まる。昔、白鯨に足を食べられて船のキャプテンは闘志を燃やしながら仲間とともに白鯨を捕まえていく。
命をかけて追い求めていた男たちの目の前に白鯨が現れたときの反応や何が何でも倒してやるという意気込みが伝わってきた。
[印象に残った英語表現] Then I saw it - one small sail at the end of the world.
主人公が白鯨と戦いボートから投げ出され、どうして自分を殺してくれなかったんだと自暴自棄に陥り、希望を捨てかけたときに船が見えたという場面での表現で at the end of the world という英語で一筋の光が見えたということをうまく表しているのだと思った。
[投稿者]ミルク
[今までの合計ポイント]8(2015,11,15)

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