2015年11月5日木曜日

George Kershaw: Nothing but the Truth

 [タイトル]
Nothing but the Truth

[出版社]
CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESS

[レベル]
4

[感想]
医者になることを期待されている、インターナショナルスクールに通う、Huという少女が、その期待に応えられるようにと先生に「個人授業」を強要されました。両親の期待を裏切りたくないという思いと、不当な「個人授業」を受けたくないという思いをどう乗り越えて行くのかが描かれていました。真実を伝えることの難しさと重要さを再認識させてくれる物語でした。

[印象的な英語表現]
They(=workers) were building another expensive apartment building for rich people to live in, but the building workers lived in their own tiny, dark city.
貧しい生活を強いられている労働者が高価なアパートを建設していることが表現されていて、考えさせられる文でした。また、to不定詞の中でliveを使うときにinを忘れないようにするという基本的なことを思い出させてくれる文でもありました。

But the words wouldn’t come out.
追い詰められた状況で「言葉が出てこなかった」ということを表した文ですが、come outを使うことで、言葉自体が話者から「出てくる」ものだということを感じられる表現だと思いました。また、wouldn’tを使うことで、どんなに発言しようとしても声に出すことが出来ない、音声として出てこないということが伝わってくる表現だと思いました。

[投稿者]
まりりん


[感想]
タイのインターナショナルスクールに通う一人の女子生徒の話でした。先生に個人授業を強要されたりと、悩みを抱えていましたが真実は伝えられません。勉強熱心で優秀な彼女は両親からの医者になってほしいという期待もあり、なかなか打ち明けられないでしました。
もし自分が同じ状況であったら打ち明けられるだろうか、と考えながら読みました。


[印象的な英語表現]
That man is bad news.
ニュースになる人という意味で使われていて、口語でよく使われるそうです。
is news という使われ方はあまり目にしないので印象に残りました。
あの男はいつも問題を起こしているというような意味だと思います。

[投稿者]
寒がり


[ポイント数]
これまでのポイントは21ポイント(2017/2/18)




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