2015年11月2日月曜日

DR JEKYLL AND MR HYDE: R.L.Stevenson

【タイトル】
DR JEKYLL AND MR HYDE

【出版社】
OXFORD

【レベル】


【感想】
「ジキルとハイド」もしかしたら耳にしたことのある題名ではないでしょうか。
感じの良い、誰からも愛されるジキル医師とその正反対である見ただけで不快感のこみ上げる容姿を持ち素行も非常に悪いハイド氏。
しかしジキルはなんともしものことが自分に起こった時には全財産をハイドに渡すという遺書まで書き、異常なほどハイドの肩を持っていた。

なぜだろうか?

読み進めていくと、早く続きが読みたい!あぁ、こういうことだったのかといろんな感情がこみ上げてくる作品です。
結末は自分の目で確かめてみてください。

【印象的な英語表現】
”Evil man”

「邪悪な男、悪魔のような男」

DevilからDを一つ取っただけの単語と私はこの単語を見るたびに思います。いかにハイドが邪悪であるか、この単語一つがあらわしてくれていると思います。

【投稿者】
MAMA


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【タイトル】
Dr Jekyll and Mr Hyde

【出版社】
OXFORD BOOKWORMS

【レベル】
Level4 (1400headwords)

【感想】
「ジキルとハイド」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。私自身、言葉は聞いたことがあるものの、内容は知らなかったため読んでみたのですが、ファンタジー・ホラーとラベル付けされているだけあるミステリー要素もあり、現実世界ではあり得ないような、ファンタジーやSFのような内容でした。読者を裏切るような展開で、夏目漱石の『こゝろ』のような話を告白部分に分かれている構成です。
弁護士であるMr Utterson視点で話は進んでいきます。その中で重要となってくるのが、Dr JekyllMr Hydeのふたりです。最初はミステリー小説を読んでいるような感覚で読み進めていたのですが、真相がわかってくるにつれて、人間の中にある善悪について考えさせられ、少し怖くなってしまいました。しかし、とても面白いお話です。

【印象的な英語表現】
As a lawyer, he was often the last good person that evil-doers met on their way to prison or worse.
Mr. Utterson の弁護士としての素晴らしい仕事ぶりや性格をよく表した一文だと思います。

“Name your price,” he said.
この表現を知らず、調べたら「予算を言って下さい」「いくらなら買いますか」「いくらで売ってくれますか」といった意味がいるあることを知りました。ここでは女の子に怪我をさせたMr Hydeがその女の子の両親に問い詰められ、言った台詞なので、「いくらほしいんだ」という訳が文脈に合っていると思います。

【投稿者】
ちび

【ポイント数】
これまでのポイントは14ポイント(2016/1/7)



 

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