[タイトル]
More Tales from Shakespeare
[出版社]
PENGUIN READERS
[レベル]
5
[感想]
文学に疎い私でさえ、タイトルは聞いたことのある作品がたくさん入っていました。この本では分かりやすく書かれているため、是非原文も読んでみたいと思いました。
全体として、人を愛する気持ちの強さを感じました。愛ゆえに、してはならないことをしてしまう、人間の愚かさが垣間見えました。それでも最後には正義が勝つという、道徳的面も多い作品だと実感しました。
[印象的な英語表現]
・Polixenes came from Bohemia to the
Sicilian court to pay his friend Leontes a visit.
pay 人 a visit という表現を初めて見ました。
普段は動詞として使うことが多い単語もこのように名詞として使うことがあるので、今後、このような表現に注目していこうと思いました。
・He believed that nothing could bring a man to such misery except unkind children.
bringという動詞は人を主語にして「~を持ってくる」という使い方が最初に浮かびます。しかし英文を読んでいると今回のように無生物を主語に取ることが多い気がします。日本語では無生物主語の文を作ることがほとんどないため、この使い方も自分で自然にできるようにしたいです。
・… where she soon put
an end to her own life.
この本の中では、「死ね」「殺す」という表現がたくさん出てきていました。その中でもこの表現は特に面白いと思いました。
・The day was now breaking.
そのままの表現ですが、太陽が昇ってくる様子がよく伝わってきました。
・It made no
answer when they spoke to it.
最初にあげた表現と同じですが、answerを名詞として使うときにはmakeと一緒に使えるのだと分かりました。
・When they were
alone together, …
aloneとtogetherは正反対の単語だと思っていましたが、このように使うことで「二人っきり」という意味になることに気づきました。
・When he arrived home, the first thing
that met his eyes was a very sad sight.
「目に入ったもの」と言うのにmeet one’s eyeを使うのが印象的でした。
・… a day was fixed
for the match.
日程を調整するときに使える表現で、このようなfixの使い方は初めて見ました。
[投稿者]
まりりん
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